日本中小企業学会東部部会の第1回オンライン研究報告会は、オンライン会議
システム「Zoom」を利用して開催され、活発な議論が展開されました。
■日時 2020年7月4日(土) 17:00~18:00
■実施方法:Zoomによるオンライン報告
■参加者:20名
■【研究報告】
報告者:庄司 義弘(新潟大学(院))
テーマ:「山形県清酒製造業における地域資源の標準化による移出産業化」
ホスト・司会:堀 潔(桜美林大学)
報告内容:
域内需要で成り立ってきた山形県の清酒製造業が、市場が縮小するなか移出産業として発展するプロセスと条件が報告された。3社へのヒアリング結果の分析を通じて、地域資源の標準化が進められ特定名称酒生産に特化したことが移出産業化を進展させたこと、そのプロセスにおける公設試験研究機関が果たした役割(企業間、杜氏間の弱い紐帯の形成、酵母の提供、生産指導)などが論じられた。
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